SinsAbellを買いました。
なんでまた急にって？それはね……。
















やっぱり灯じゃないか！！！





やっぱり灯じゃないか！！！！！！！！！！！！

いや、実はアクションパートの制作に灯が関わってるらしいと聞いて気になってたんですよね。
成人向けだし当時未成年だったので、大人になった今、満を持してプレイすることにしたのです。

ひとまず1周終えて、2周目に突入したところでの雑感。
若干ですが成人向け作品なりの話も混じっておりますので、苦手な方と18歳未満の閲覧はお気をつけください。

アクションパートはもう本当にThe・灯ゲーな印象。
なので、歴代灯ゲーに慣れてる人なら多分そんなに難しくはないと思います。
アクションパート突入直前にオートセーブがかかるので、やられても安心。

時期的にはKnight of KnightとBraveGearの間のあたりのようです。
過去作の残り香を漂わせつつも、なにやらBGのシステムの前身のようなものが。
ここで培われた知見が次作に活かされてるんだと思うと、また感慨深いものがあります。

このゲーム独特のシステムに「ロックオン」があり、これを使うと敵に強めの向き直り補正をかけたり、回避行動がとれるようになります。
基本的にロックオンを使うことを前提にしているのか、逆に未使用時だと攻撃時の向き直りがほとんどかかりません。
それ故に、ロックオンなしだとものすごい勢いで空振りします。それがちょっとしんどい。ロックオン中は走れないし。

敵の湧き方も結構嫌らしくて、他の敵への攻撃中に目の前に出現→攻撃食らってコンボ中断ということが多々。
一定数倒すまで延々と湧き続けるのと、湧いた直後は攻撃してこない傾向があるので、このゲームの場合律儀に全部倒して回るより、適度に逃げた方がよいようです。
電車面は逃げられないので奥まで押し込め。

シナリオは仄暗シリアス。
かと思えば適度にコミカルなシーンもあったりして、所々のエグさを引きずりません。
エリとエルフが本編の清涼剤。エリちゃんはいいやつ。

最初のバルガルが倒せるかどうかでルートが大きく変わるようなのですが、どの道周回前提だし強くてニューゲームもできるので、一周目は素直に負けた方が良さそうです。バルガルめちゃめちゃ硬いもん。

エッチなシーンは添えるだけ、の印象。
ルートによっては致しているところをほとんど見ることのないまま完走することもあるようです。
なのでそういう目的でえっちいのを期待すると、多分がっかりすると思います。
成人向けゲームにこれ言ったら身も蓋もないけど、性描写抜いて全年齢向けにしても通用するんじゃなかろうか。
燃えとエロは同居しないんじゃないかしらん……とはちょっと思いました。

エロゲでありながらエロゲっぽさをあまり感じさせないのは、まさにこの時代の感動系の一角という感じで、女性キャラだけでなく、男性キャラにも設定の掘り下げがあったのは印象的でした。
つーかさ……コルポーさん健気過ぎよ……もうちょっと報われてほしかったなぁ……(´Д⊂
リングが無事だったのはせめてもの救い？
あのシーンスチルあって良かったんじゃないの？
男性キャラの映り込みを気にしてるわけでもなさそうだしなあ……。
隠し武器の入手条件にはクリア100周とか別のみりす作品のインストールとかがあるらしいので、武器コンプは自分には難しそう…。
なので、手の届く範囲で引き続き楽しもうと思います。

自分にとっては、灯の歴史を紐解く資料という意味でもとっても満足な買い物でした。